南海トラフ地震シンポジウム2020横浜に参加しました。
ルームナンバーデザインがポスター、チラシを制作しました気象庁、内閣府政策統括官(防災担当)、消防庁、(一財)気象業務支援センター、緊急地震速報利用者協議会 他主催の「南海トラフ地震 地域「防災・減災」シンポジウム2019 ~「情報」と「行動」が命を救う~」。
全国4会場での開催でしたが、10月の横浜市での開催が台風の影響で2020年1月22日に延期となり、当事務所スタッフも参加してきました。
現実味を帯びた南海トラフ地震や防災に関する取り組みや、緊急地震速報、津波警報などを活用して命を守るための地域防災についてなど有益な情報を得ることができました。その中で特にパネリストの廣井悠先生のお話が印象的でした。
全部災害がくるとき、皆さんは何をしますか?
それを問うと、1000人に1人ぐらいしか自らの死や怪我を想定していない、というお話でした。
確かに、自分が家族や地域のためにこう動こう、避難はここにする、という「自分がこう動く」想定になりがちでまさに目から鱗でした。
まずは災害が自分ごとであるという認識を高め、避難場所、食料飲料、家具の固定だけでなく、さらに一歩踏み込み、家族間でシェアすべき情報をしっかり話することの大切さを考えさせられました。
子供の病気やアレルギーのこと、病院や保険のことなど家族で自分しか知らないこと皆さんもたくさんありませんか?
つい先日の1月24日、国の地震調査委員会が1月1日時点での地震の発生確率を公表。また、南海トラフ地震で3m以上の津波が発生する確率も、今回初めて公表されました。
まさに今、真剣に一人一人が「自分ごと」として防災について考えていかなければならない現実なのだとさらに実感しました。